TAKANORI ITO
Associate Professor
Design Director
伊藤 孝紀(いとう たかのり) 1974/10/17 Type AB
1974年三重県生まれ。94年TYPE A/B設立(有限会社タイプ・エービー)。名城大学建築学科卒業。名古屋市立大学芸術工学研究科博士後期課程満了。 2007年より名古屋工業大学大学院 准教授・博士(芸術工学)。家具からインテリア、建築、都市計画までを一つの環境と捉えデザインの研究と実践を行っている。行政・企業・市民を巻き込んで、社会・世界に向け活発に活動中。

www.type-ab.com

TITLE  AKARI Design

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昨年12月に行われた「NAGOYAアカリナイト」の「アカリのアカデミー」様子が、写真家・吉村昌也さんから届きました。

このシャンデリアは保存してあるので、今年も観ることができる予定。それも昨年以上に迫力・量・期間などパワーアップするべく計画しているので楽しみにしていて下さい!


□ アカリのアカデミー

 アカリのアカデミーではLEDを用いた体験・学習・発表型のコンテンツとして老若男女が参加できLEDを身近に感じられる場づくりを意図した。また、テレビ塔・タワースクエアには、3万球のLED(青色、白色:15千球づつ)を用いてシャンデリアをモチーフに光の演出をおこなった。LEDは豊田合成から提供いただいたが、それを演出へと展開する予算がない・・・そのため帯状のLEDの長さを変え、配置する密度を調整し、青色と白色を相互に組み合わせ、つり下げる作業だけで実現できるよう工夫した。また、LEDの光り方は、イベント・コンテンツに呼応して変化するようプログラムした。

 小学生を対象にした「大ナゴヤ大学」の授業としてLEDを使ってクリスマスランプを作るLED工作教室。親子での参加はLEDの技術や構造を知るだけでなく、親子の触れ合いの場となった。24日イブの夜は、名古屋圏で活躍するクリエイター達が発信し、光りの演出と音楽・映像が一体となった空間を体感できるLEDアカリフェス(司会:磯谷祐介、コーディネーター:松岡ひとみ)。ヒップホップ(カルテット)やポップス、ロック、ヒーリングサウンドから現代音楽まで幅広い音楽ジャンルと短編映画を組み合わせ、通常専用施設でしか鑑賞できない音楽や映画作品を公的場所、それも市民が親しみやすい屋外空間で実現させたことに意義がある。

 さらに25日クリスマスの夜には、芸術大学の学生が制作したLEDアクセサリーを用いて、国際協力・環境活動をファッションとつないで活躍している原田さとみプロデュースのフェアトレード・ファッションを開催。続いてペチャクチャナイトでは、COP10やあいちトリエンナーレなど2010年を代表する活動をダイジェストに紹介した。テレビ塔に付けられたLEDシャンデリアの下で、市民発信・市民参加型のイベントが行われたのである。

 テレビ塔の保存と新しい姿の提案、名古屋発祥のLED産業の育成、さらには名古屋のまちづくりへとつながる市民参加の仕掛けこそが環境演出であり、これからの建築家が取り組むべき新たな領域ではないか。


[日本建築家協会 会報誌への寄稿・抜粋]









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