YUKARI OHNO
Actress
大野 由加里(おおの ゆかり) 02/09 Type A
スタッフ気質のガテン系女優。裏方出身のため、現場の進行と空気を読みすぎて、プロデューサーや監督からの無理難題も引き受けてしまう性格。本人はどたばたラブコメ向きだと思ってるが、なぜか清楚で陰のある賢い美人系の役ばかりいただくため贅沢な悩みを抱えている。B級おバカ映画、荒木飛呂彦作品、三国志が大好き。2009.5~漫画家デビューも。

2014年11月アーカイブ

8月に「ティム・バートン&ダニー・エルフマン映画音楽コンサート」行ってから、
ずっとずっと我慢して、待望の


行ってきましたーーーーん!!!!!((♡▽♡))にゃはは~
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風が吹こうが雨が降ろうが、六本木ヒルズ着いて早々うっきうきだったわよ!!

噂のオリジナルキャラクター!
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バルーンボーイがお出迎え。

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入口の気持ち悪さからもうwktkが止まらない!!

いや、ね?

世間の「ティム・バートン好き!」とか言ってる輩は、
きっと、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』とか『チャーリーとチョコレート工場』とか
もしくはジョニー・デップとか。。。
そういう一見ファンタジックな作品観て「好き」とか言ってるんでしょうよ。

違うから!!
この人の天才的なところ、それら作品内でおもっくそ皮肉をポップに描いてることだから!!!
奇形や異形に対しての凄まじい執着と憎悪と愛情だから!!!


今回のこの「ティムバートンの世界」、
そういう方々からしたら「あれ?」ってなってると思います。
どっちかというとグロくてびっくりしているのではなかろうかと。

「お前ら、俺のファンだとか俺の映画観て好きとか言ってるけど、
俺、本当はこんな映画撮ったり頭ン中で考えてることこんなんなんだぜ?
それでも好きっていうか??」
っていう、ティムの皮肉な作意を感じずにはいられない世界観でした。笑

それを証拠に、
自分の初期映像作品(正直、小学生男子の悪ふざけにしか思えない映像とか!)や、
実現しなかったプロジェクト、落書き、監督デビュー作『ヴィンセント』などがメインの展示だもの。
もちろん、『ナイトメア~』も展示されてるけど、それは自身の原作童話であり、
ヒットしたからこそ目を引くだけだし、
記憶に新しいストップモーションアニメの『フランケンウィニー』だって、
もともとは自分の作画をもとに実写で作ったのが最初なんだもん。

なんで『ヴィンセント』なのか
なんで『フランケン・ウィニー』なのか

そこがティムのルーツなのに
知らない人いっぱいいると思うし!!
※語りだすと止まらんのであえて書きません。笑

そういう意味での今回のメインは
好きな人たちと趣味で作ったであろうアニメーション『ステインボーイ』だったかと。
音楽がダニー・エルフマン、元嫁のリサ・マリーが声で参加してたりの超豪華スタッフ陣!笑
※リンクのとこでアニメ観れるので見てみてくださいね♫

このアニメに大爆笑していたのはワタシだけだったなあ。笑
あ。
もちろん作品に対して爆笑してたのもあるけど、お客様を観て面白かったというか。
ティムのその作意的なものが、してやったり感が、ワタシにも湧いたというか。
※語りだすと止まらんのであえて書きません。笑


ちなみに、ワタシはこの日、
ティムの人生を変えた出来事が起こってから最初の作品、『BIG FISH』
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の、サンドラのコスプレして行きました。
つまり、主人公の「お母さん」のコスプレね。笑

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衣装は先日の連休に2日で仕上げましたよ!!自作!ふはは!!
もちろんティムへの愛です!!

ティムはねー...お母さんにも色々執着ある人なんだよねー。
そこがまた彼の面白いとこなんだけども。
色々な意味で『BIG FISH』のサンドラを選びました。

絶対に金髪似合わないと思ってたのに、意外とアリで、自分でもびっくりしたっていう。笑


もちろん帰りには、
六本木ヒルズ界隈のお店で食べられるフードアートも堪能してまいりました!!


ここのお店とコラボしたフードアートは、
このポスター↓のブルーガールをイメージした
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「ブルーガールのカッサータ」です!
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リボンはマジパンかチョコレートかな?って思ったけど、
なんとパスタでした!!笑

(シャポーってフランス語だけど)イタリア料理を提供してくれるワインバールです。

ランチタイムだったので、
ランチメニューのペンネアラビアータをオーダーして、
デザートにこのブルーガールのカッサータ。

パスタもカッサータも美味しくて、
壁にワインリストがいっぱい書かれてるもんだから、ワイン飲みたくなりました!!笑


帰りに酒屋さんでちょっといいワインを買って帰ったのはいうまでもありません。



ワイン飲みながらティム・バートン映画でも観ようかな。
何にしようかなー...


TITLE  吉代会


昨日は、日本舞踊 猿若流分家の猿若吉代さんが主催する「吉代会」に出席させていただきました!
猿若吉代さんの現役最後の會ということで、
九世家元の猿若清三郎さんが特別出演されていたり、
若見匠流の家元 若見匠祐助さん
が大トリをつとめておられたり...

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とか色々書いてますが、ぶっちゃけ詳しくないのです。笑
歌舞伎は中村橋弥さんとの出会いでかれこれ8年見てきたけど、
日本舞踊の世界は全然詳しくないので偉そうなことは書けないです。笑

そんな記念すべき會を観に行く機会を与えて下さったのはこの方!!


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遠藤雅幸さん。
舞踊界では若見匠祐雅(わかみしょうゆうが)というお名前です。
若見匠祐助さんのお弟子さんで、
今回の會で大トリの演目「鏡獅子」に祐助さんと一緒にご出演でした。

お着物で観に行こうと思ってたけど、洋服にして正解だったー
観劇にいらしてるお客様は、お上品なご年配の方々がいっぱいで、
どの方も素敵なお着物を粋に着こなしていらっしゃるんだもん。
ワタシが東京に持ってきている遊び着用の着物じゃ太刀打ちできない!!笑
※実家にはあるけどね!
とはいえ、一切物怖じせず、雅幸さんに会いに楽屋へ堂々と行っちゃいましたけどね!!笑

彼はなにをかくそう
今月末の八王子Short Film映画祭で上映される
上田慎一郎監督作品「Last Wedding Dress」で、
ワタシの旦那様役をつとめて下さった方なのです!!

13演目総時間約6時間!
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13演目も一気に観られることなんてそうそうありません。
舞踊には必須の清元、長唄、大和楽が楽しめるのもいいですよね~。

祐雅さんのお師匠さまが演じた「鏡獅子」は本当にカッコ良かったです!
他のどの方よりも動きが美しくて。
意思がぴしーっと伝わってきて。

あと、舞踊って目線も大事なんだなーって思いました。
大きな舞台とはいえ、意外と目線がはっきり分かるんですよね。
頻繁に目線を移すと役の意思もブレちゃう感じがしました。
そこもね、祐助さんはぴしーっと!!
本当にカッコ良かったですよー。
楽屋にはファン(お弟子さん?後援会のみなさん??)がいっぱいでした。

女性が男役やったり、男性が女役やったり...
舞踊って歌舞伎みたいに会話劇じゃないから、
白塗りや隈取りでなんとでもなっちゃうんですね。
未知数で面白い!と思いました。

雅幸さん、素敵な機会をありがとうございました!!


そして、みなさま。
雅幸さんとワタシが出演している短編映画「Last Wedding Dress」

第2回八王子Short Film映画祭

ぜひお越しくださいませ~。
ちょっと遠いですが、無料で8作品の映画が観られますので。笑

TITLE  劇団fool

昨日は劇団foolの「極楽トンボの終わらない明日」を観てきました!

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そうです。
アンサンブルとしてずっと一緒に駆け抜けてきた同志達の劇団です。

劇団foolのお芝居を観るのは初めて!
待ってましたー!!って感じでとっても楽しみにしていた公演です。

脚本ももちろん面白かったんだけど、なにより演出・主宰の溝口くんの手腕に感服。
作品としても劇団組織としても。

なんつーか、
色々な意味で全体のバランスがめっちゃ良くて完成度高っ!!
ってビックリしたのが正直な感想。
こりゃファンクラブがあって当然。
人気あって当然だわ...って。

演出家が劇団員のことちゃんと理解してんだろうなあって。
役者が提示したものから演出は更に役者のいいとこ引き出して役者もそれに応えて...
信頼し合えるっていうか、相思相愛の舞台ってこんなに完成度高いんだなあって。
そんな舞台に出演できる幸せ、いいなあって思いました。
劇団foolのみんなが羨ましかったです。


なんて。
劇団foolの公演を観たのは初めてなのに、こんな感想が出る理由は、、、

この人のおかげ。
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「写真撮ってー」ってお願いしたら、お約束で自分撮りおった。笑


ワタシのことを昨年から知っている方はご存知だと思うんだけど。
そして優勝!まで一緒に駆け抜けた同志なのです。

それ以来、湯口くんの出演作は知り合ってからほとんど観に行ってるんだけど、
毎回「ダメ出し頼むー」ってメール来るの。笑
ストイック!(っていうか、ワタシのダメ出しでいいのか?笑)

というわけで、彼の作品をね。
ずっと観ているわけですが。

正直、今までの出演作の中で今回の劇団foolの湯口くんが一番よかったの!

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湯口くん、すっごく気ぃ遣いぃというか...
芝居してても周りの役者のことが気になっちゃうんだろうね。
自分の芝居に集中できてない作品(またはシーン)があるの。
それが今回は全くなくて。
ああ、安心して芝居してんだな、こりゃ演出家の腕だな、って。

溝口くん、やりおる。笑

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溝口くん、なんでこんな嫌そうな顔で写っとんねんww

そんな溝口くんは、終演後、
無言で近づき、ワタシの手を取り...

(あ...懐かしい感触... こ...これは!?)

自分の尻に添えてくれました...!!!笑
なにこの挨拶wwwwwwwww

いや、これは溝口くんとワタシが無言で分かり合えるソレなんです。笑

いや、「法螺~」で一番の早着替えがあるシーンのスタンバイが溝口くんの後ろで。
「大野、準備OKです!行けます!!安心して!」っていう合図。
それが溝口くんの尻を触るだったんだよね。<なんじゃそれw

いつも溝口くんとはあんまり会話してないけど、無言でも分かり合えてるあたり、
なんか宇宙的?な感じで繋がってる気がするのはワタシだけだろうか。笑


そして同じ回に、激富の花ちゃんが来ていたのでみんなで写真撮りました♫
※これが上記の「(湯口くん)写真撮ってー」の写真w
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しかし、はてぃ、舞台上ではすっごくお姉さんだなーって思ったけど、
この写真見ると、やっぱりワタシがダントツでBBAだなww

もーりぃはてぃのお芝居、初めて観れたの嬉しかったー。
もーりぃは、恋する乙女(片思い)でめっちゃ可愛かった。
普段はアホっぽいことやってるけど、好きな人を陰で支えてる感じが。
はてぃは、セクシーなんだけどエロくなくて(いい意味で!)綺麗なお姉さんだった。
俯瞰してるところと感情むき出しにするところのギャップがとっても魅力的だった。


そう。
後でこの4人の写真見て思ったんだけど、

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この4人なのね。笑
なんだか嬉しくなっちゃった。


ほか、同じ回に、
ドラマティックカンパニーの関根さん、波岡さん、伊東ちゃん、真麻ちゃんも来ていて、
本当に「法螺~」同窓会みたいだなーって。

帰りは花ちゃんとご飯食べながら、「法螺~」の裏話や近況報告などなど...


素敵な縁は円となってつながっていくんだなあ。

また一緒にお芝居できたらいいな。



あ。
なんか、ちょこちょこ出てる...!!嬉しい!!笑

(*´艸`*)

セリフもないし、ほんのチョイ役で出演させていただいたのですが、
映ってるの嬉しいー!!笑
上田監督、中山くん、ありがとー!!


第2回八王子Short Film映画祭で "初お披露目"となる、
上田慎一郎監督の『Last Wedding Dress』の予告編ができあがりました。

映画祭より一足お先にお楽しみくださいませ♪


※この、らせん階段の花嫁がワタクシめ。



【日時】2014年11月30日(日)14:00~18:00(予定)
【会場】
八王子日本閣-noce ange-
     東京都町田市相原町1008番地(Tel 042-676-4122)
【入場料】無料


****************************************************

「Last Wedding Dress」
2014/20分/コメディ・ドラマ

監督・脚本/上田慎一郎
出演/リーマン・F・近藤、惣角美榮子、前野朋哉、石澤美和、小澤美優、甲斐照康、
    兼平由桂理、福田英史、佐藤もとむ、青海衣央里、中山雄介、高山都、
    山口友和、山本真由美、牟田浩二、井丸かつひこ、ほか

《あらすじ》
上田貞夫(71)の妻 上田コトミ(70)は余命が近い。
貞夫はコトミに「最後にしたいことはあるか?」と聞く。
コトミは「最後にウェディングドレスが着たい」と答える。
二人は 結婚当時、金がなく結婚式を挙げられなかったのだ。
貞夫は、コトミが死ぬ前にウェディングドレスを着せてやろうと奔走し始める...。




昨夜は、名古屋時代から現在に至るまで大変お世話になっているひとみ姉様と映画のライターさん達とご一緒させていただき、
矢吹紘子さん著の
『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』の刊行記念イベント
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園子温×アダム・トレル×矢吹紘子
「99歳まで非道に働き続けますか?〜規格外に生きる仕事論〜」


へ行ってきました!

矢吹さんがイギリス在住時にアダムと知り合い、
その頃に聴いた話が面白く、今回のこの書籍となったそうです。
そして、アダムと公私ともに仲良しの園子温監督がゲスト。


アダムとは、先日、東京国際映画祭でひとみ姉様から紹介され仲良くなって、
「今度、園さんとイベントやるから来てよ!」
って言われたのがきっかけ。

アダムのプロデューサーとしての活躍のお話が聴けるのかな~?と、楽しみにしていたし、
そもそもこの書籍の刊行記念イベントなので、主役は、アダムと矢吹さんだと思いきや、
園監督のトークが止まらない!笑

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ひとみ姉様や映画ライターさん達は園監督へ何度も取材されているので、
もはや見知った仲。
園監督のこういう感じは端から分かっていたようで、
「いつも通り!」みたいな顔して聴いていたけれど、
ワタシは初めての園監督だったので、楽しくて楽しくて。

「今日は俺、ツッコミとボケとどっち担当すんの?」
みたいなところから始まり、
映画に対する想いや今の映画業界について話を聴きながらずっと笑っていました。
(特に映画祭の話かびっくりだった!笑)

というのも、ワタシも映画業界では役者として身を置いてはいるけれど、
その裏で裏方のお手伝いもしているので、
映画制作、宣伝の裏話に頷くことばかりで。
普段、ワタシが思っていることを遠慮なしでズケズケと言ってくださり、
実に面白い...というか、清々しかったですね。笑

すっごくファンキーで魅力的な人だなあと。

園監督も(この書籍を読んで)ユダヤ人商法は取り入れているそうですが、
最後の方では「それは違うよ!」なんてアダムとバトルする一面もあったり。笑
※お酒飲みながらのトークだったから?

ただ、
「後で改めてこの話もしよう」
なんて言いつつ、結局最後まで告知しなかったこともあり、
ちょっと心配になったので、このブログでワタシが紹介しまーす。笑

アダムがプロデューサーをつとめる
森三中の大島美幸さんが男役をしたことで話題の
福福荘の福ちゃん』が11月8日に公開しました!
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ワタシも拝見させていただきましたが、
これは大島さんだったからこその福ちゃんだな、と思いました。
彼女じゃなきゃ「福ちゃん」は出来なかったかも。
物語としては特別話に盛り上がりがあるわけではないし、
ごくごく普通の日常が淡々と進んでいくだけなのだけど、
登場人物が変人ばっかりすぎて妙な展開と空気になっている気がします。
(大島さんが演じる福ちゃんが一番常識人)
とにかく大島さんの笑顔がすごく可愛かったです。癒される。

福ちゃんの笑顔とその裏にかくれたトラウマ。
泣けはしないけど、しんみり、ほっこり、にっこり、な映画です。


これね。

『妖奇怪談全集 新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争』
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タイトル長いわ。笑
でも、タイトルに全部つまってますから解説不要で便利です。笑

久しぶりに観ましたが、色々盛り盛りで面白かったです。
さすが京極夏彦さん編集&音効!笑

これ、7年前に撮影し、5年前に劇場公開された、ワタシの初主演作です。
なぜこの作品を今頃になって出してきたかと言いますと。


洋泉社「映画秘宝」12月号(発売中)に掲載されていたり...
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京都新聞に掲載されていたり...
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太秦の大映商店街でこんな素敵なフライヤーが配布されていたり...
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というわけなんです。

昨日11月9日は京都・太秦の大映通り商店街にあるキネマ・キッチンさんで、
昨年8月末に他界された五味龍太郎さんを偲んで、追悼イベントが行われたのです!
※記事を読んでいただければ概要はわかるので省略しますね


代表作『大魔神(1966)』シリーズ(大館左馬之助役でご出演)
商店街の大魔神像の前で花束贈呈と記念撮影をし、
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左から
たぬ吉役の阿部能丸さん、監督の山田誠二さん、ワタシ、
五味さんの奥さまの山本鳥古さん、プロデューサーの山田新也さん


遺作『~妖怪くノ一大戦争』が満員御礼で上映され、
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鳥古さん、監督、能丸さん、ワタシで、トークショーを行いました。
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ホントにね。
五味龍太郎さんといえば、
勝新太郎さんや市川雷蔵さんを相手に悪の華を咲かせた、大御所も大御所の俳優さんです。
ワタシみたいな小童が共演できるなんてこと、絶対にないだろうっていう俳優さんですよ。
なんという恐れ多くも光栄な機会がいただけたのだろうって感じですよ!!

そんな五味さんの遺作が、『~妖怪くノ一大戦争』っていう。
五味さんが出演して下さる旨を監督からうかがった時は、
ワタシをはじめとした出演者、スタッフ並びに関係者は
みんな大喜びどころの騒ぎじゃなかったですが、
今、「遺作」という形で言われると...ホント、申し訳ありませんとしか...(涙

世界中の五味さんファンの方々からしてみたら、
「なんでコレ(に出たんだろう)?」ってなりますよ。

でもね...
奥さまの鳥古さんがおっしゃってくださったんです。

「この作品が本当に気に入ったようで、
 家で台本を読んでいる時もですが、
 若い人たちに囲まれた現場が何より楽しそうでした。
 毎日、「今日も楽しんでくる」と言って撮影に出掛けていました。」

あ...ありがたい... ( ノω-、)
そして、撮影当時、現場で五味さんご本人から、

「最初は断ったんだけど、妻が、
 「スクリーンで活躍しているあなたの姿をもう一度観たい」と、言ってくれてね。
 妻は僕の一番のファンだから。」

と、嬉しそうに笑顔で話してくださったエピソードを話したワタシ...
。゜゜(´□`。)°゜。号泣。笑
だって、鳥古さんがいなかったら、
五味さん、出演を決心してくださらなかったかもしれないワケですから!!
本当にありがとうございますとしか言葉が見つからないです。
どなたか、「ありがとう」の最上級を教えて下さい。

また、鳥古さんから五味さんとのラブラブ♡エピソードを聴くことができて、
まさにワタシの理想がここにあったことを知りました!!

「私が愛してるわって言うと、
 「僕は宇宙的に愛しているよ」って言ってくれるんです。」

五味さんが24歳、鳥古さんが22歳の時に結婚してから56年間、
ずっとそう言ってくださってたんだそうですよ!!
君が僕を想うよりも僕の方が君のことを好きだよ、ってことでしょう??
ぐ...ぐぬぬ。
素敵すぎる...ッ...!!
五味さんカッコ良すぎる!!!

思わずワタシも理想の夫婦像を熱弁してしまいました!笑

ちなみに、お2人が出逢うきっかけとなった作品がこちら。
『風小僧 嵐を呼ぶ凶剣』(1959)
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矢印が鳥古さんと五味さん(当時は五味勝之介)。

鳥古さん、めちゃ美人!
今もめちゃくちゃお綺麗だから、若い頃はさぞかし...と思ってたらやはり!!

「顔もこわいし、大きいし、役者としては悪役ばかりだから、
 共演者もスタッフも恐がる人が多かったけど、
 私と居る時は、優しくてあたたかくて包み込んでくれるような人でした」

ええ。
ええ。
現場でワタシも常々感じておりましたよ!!
若手の子たちはみんな恐れ多いって感じで話しかけられ無さそうでしたが、
ワタシはむしろ鳥古さんがおっしゃったように、
包容力のある優しいあたたかさを感じて全然恐くなかったですよ。
だからあのエピソード聴けたんだもん。

悪役ばかりの強面男が、普段は愛妻家とか...!
五味さん、素敵すぎる!カッコイイ!!

五味さんにそう言わせてしまうのも、鳥古さんが本当に素敵な女性だからなんだろうな。
いつか誰かと五味さんと鳥古さんみたいな夫婦になれたらいいなあ。
そのためには、ワタシも鳥古さんみたいな素敵な女優になれるよう頑張らないと!!



企画をしてくださった山田監督、
ご協力&ご尽力くださったNPO法人みのりのもり劇場の森さんをはじめ、
キネマ・キッチン うずキネマ館の皆さん、
鳥古さん、眞奈美さんをはじめ鳥古さんのご家族ご親戚の皆さま、
東京から来て下さった能丸さん、
本当にありがとうございました。

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鳥古さんと娘の丘眞奈美さん

助監督の石津くん、美術の山口さんも駆けつけてくださり、
また、キネマ・キッチンさんが『~妖怪くノ一大戦争』の撮影現場のはす向かいだったりで、同窓会みたいで楽しかったです。
とても素敵な追悼イベントでした。

そして最後に、
『~妖怪くノ一大戦争』に厚みと愛をたっぷり注いでくださった五味龍太郎さんへ
たくさんの感謝と尊敬と愛を込めて「ありがとうございました」を。

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鳥古さんみたいに素敵な女優になって五味さんみたいな旦那さまができたら、
胸張って五味さんのお墓へご報告しに行けるかな。
(一生出来なかったらどうしよう。笑)

が...がんばります!!

Ammo vol.1「Lucifel」終演して、数日経ちました。

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演出の南くんと出会ったのは、かれこれ5年前なのだけど、
※Minami Produce vol.2「『世界の終わり』を囲む短編」から
南くんのワタシのイメージでは、上記の「愛」役のままだったようで...

今回、
「こういう役は、由加里さんにとってもチャレンジだと思う」
って言ってオファーしてくれたんだけど、
「そういう役、もう、ここ数年でしょっちゅうやってて、「またか」って感じー」
っていう返事をしてしまったっていう。笑

うん。
もちろん、本人としてはエスマとは真逆って言っていいほどの純情ぶりなんだけど、
仕事とプライベートをしっかり分けられるようになったんだろうね。
ワタシが。
対仕事でのワタシにそっくりというこのエスマは、
役作りに悩むことなく、実にナチュラルに演じることができました。

ちなみに、南くんからいただいていたエスマの初期設定はコチラ。

エスマ・カサピ(マケドニア人)
スイールの妻。自分たちの立ち場が悪くならないように誰とでも寝る女 。
元々ロマ・ジプシーの出身で極貧の少女時代を送った。
バルカン山脈から吹き下ろす風は身体だけでなく心情からも体温を奪って行った。
人間が貯め込む (愛、情欲、金、衣服など)あらゆるものを愛したが、
それと同時に貯め込んでいると他人に認識されるのは危険だということも少女時代の過酷な体験から認識 していた。  
寒くなると子供大人関係なく身を寄せ合い暖を取っていた過去からか、フィジカルな愛にめっぽう弱く、
本来もっと強欲な彼女を「誰にでも色目を使う女」程 度のものに写らせている。


当初の設定では旦那がいたんですねー。
でも、最新稿でエスマ1人になっていました。笑
その旦那の設定(「3民族を心底嫌っている」)も盛り込まれて。
最新稿のエスマの設定は、
「ピッツェリアの店主。
3民族を心底嫌っているのに、誰とでも寝る女。」
ですよ。
すげー。
自分の店を持っていて、嫌いな人(しかも複数)でも抱かれる女。
本当に起こっていたボスニアの状況をデフォルメしているとはいえ、
エスマのこの設定は究極。
女だから出来得るであろう究極の覚悟。

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手前のアレン(安田徳くん)以外の3人とは関係があったという設定ですよ。

自分の店で働くダミール(大春ハルオさん)
サッカーチーム・FKビリヤシュのコーチ、スロボダン(三浦佑介くん)
ムスリム兵士のエディン(斉藤太一さん)

ああ!
そうだ!!
舞台では初めてのキスシーンやりましたね!
観に来た応援してくださっている方々からめちゃくちゃ怒られました!!笑
「もう二度とやらないで!」
「あのシーンは必要ないでしょう!」って。笑
いや~...ヤキモチ焼いてくださるのはとっても嬉しいですが、
30歳オーバーでキスシーンがあるなんて、そうそうないんで!笑
たぶん今後もないと思いますよ。
最初で最後なんじゃなかろうか...

あ、そういうのも含めてエスマは、「対仕事でのワタシにそっくり」です。
女優やっていく以上、腹くくるっていうか、覚悟決めなきゃいけないもの。
「好きな人としかキスしたくない」とか可愛いこと言ってられないもの。笑

ワタシの中では、この時代のボスニア事情と芸能界がかぶるんですよね。
あの時代にあの国のあの状況下にワタシが生まれて居たらどう生きたか?
そう考えたらとても他人事とは思えなかったです。

そんなエスマだけど、愛が全くないわけじゃないんですよね。
愛を与えて裏切られて、もはや愛を信じられなくなったけど、わずかに期待もしていて。
誰よりも愛に飢えているエスマは、人一倍、愛の注ぎ方も知っている人。

きっと、心許してる人はいないだろうけど、可愛がってはいたと思うの。
この2人は特に。
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エスマの経営するピッツェリア・プラーヴァで働く
ハナ(石塚みづきちゃん) と ルナ(前園あかりちゃん)は、
恋する10代の若き乙女たち。笑

ハナはムスリム人、ルナはセルビア人だけど、
民族とかそういうところじゃなく、エスマだからこその感情が可愛がってたと思います。


あとね、
実は、出たくなかったんです。この作品。笑

というのも、ワタシ個人が、日本人が海外の人物を演じてるってのが嫌なんですよ。
大劇場でやるようなミュージカルやお金かかった作品ならともかく、
小劇場で、お客さんとして舞台観に行った時、
どう頑張ったって日本人の見た目が顕著に出るわけですよ。
それなのに、カタカナの名前で呼ばれたって...
海外の設定でその国の文化を、この見た目でプレイするって...
物語に入り込むまでにものっすごく時間がかかるんですよね。
だから、そういう作品は苦手で。
自分がプレイするだなんてもってのほかで。>お客様にオススメできないから

でもね。
南くんの脚本、好きなんですよね。
それと、ここ数年、コメディばっかりに出演していたので、
たまにはシリアスな役も演りたいな、と。

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そういうワタシみたいなお客様のために、
一応、衣装で民族が区別されてたんですが、、、、気づいた方、いらっしゃいますか?

ムスリム人=黄
セルビア人=赤
クロアチア人=紫
マケドニア人=灰
※国外に出る、または帰って来た人は黒を身に着ける


まだまだ話したいこといっぱいあるけど、それは、会った時に、でも。

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今回のエスマもそうだけど、
表に見えないこと、隠してること、いっぱいあるんですよね。
エスマを演じて、仕事に対しての自分を冷静に分析できたっていう意味では、


ちょっと面白かったかな。







TITLE  るしふぇる

Ammo vol.1 「Lucifer」
全日程、無事終演いたしました!

ご来場下さいました皆様、
協賛いただきましたボスニア・ヘルツェゴビナ大使館の皆様をはじめとした関係者、スタッフの皆様、
キャストの皆様...
本当に本当にありがとうございました!
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

また後日改めて写真や役柄について解説などしていきたいと思います。

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取り急ぎ、ご挨拶と御礼でした!

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