YUKARI OHNO
Actress
大野 由加里(おおの ゆかり) 02/09 Type A
スタッフ気質のガテン系女優。裏方出身のため、現場の進行と空気を読みすぎて、プロデューサーや監督からの無理難題も引き受けてしまう性格。本人はどたばたラブコメ向きだと思ってるが、なぜか清楚で陰のある賢い美人系の役ばかりいただくため贅沢な悩みを抱えている。B級おバカ映画、荒木飛呂彦作品、三国志が大好き。2009.5~漫画家デビューも。

2016年3月アーカイブ

TITLE  BET終演

一昨日、22日にラチェットレンチ「BET」清算会をして、
久しぶりにみんなに会い、
本当にこれでおしまい、一区切り、ということで、気持ちも新たに。

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どえらい遅くなりましたが、(※どえらい=名古屋弁でものすごくの意味)
ラチェットレンチ11『BET』、3月13日をもちまして、無事、幕をおろすことができました。

共演者の皆さま、スタッフの皆さま、関係者のみなさま、
観に来て下さった皆さま、観に来れなかったけど応援してくださっていた皆さま...

本当に本当にありがとうございました!!

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終わったので、ようやく言えるのですが、今回の「BET」。


ワタシ、犯人だったのです。
※正確には3人共犯だけど
※実は「BET(坂東・えみ・智美)」というネタが仕込まれてたり


序盤では県知事の後妻(連れ子アリ)という普通のお母さんだったのが、
謎が解けて行くにつれて、まさかの超キーパーソンぶり。

「ワタシ、犯人だから!超重要な役だから観に来て!」
なんて皆さんにお声掛けできるわけもなく。笑
「とにかく面白いから観に来て」としか言いようがなくて、本当に困りました。
そんな発言しかできずにいたワタシを信じて観に来てくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

千穐楽よりも前に観た方は
「観た人と感想言い合いたい!」
「まさかの結末!喋りたい!!」と思いつつ我慢してたと思うし、笑

一度観て、キーパーソンだと分かると、
油断して観ていた序盤で、
「智美が何をやっていたか?」
「どんな表情を秘めていたか?」
を、改めて観たくなる...と、何度も足を運んでくださった方もいて。

感謝してもしきれない(T△T)
皆さん、本当に本当にありがとうありがとうありがとう!!



たくさんの感想、プレゼントも励みになりました。嬉しかったです!


でも、みなさんが観て感じたことや解釈...は、
観てくださった貴方のものでいいと思うのですよー。

なので。
「このシーンの表情はこういう意図ですか?」
「あの行動はこれを示唆したものですか?」
など、
質問を含めた感想をしたためてくださった方々には、あえて、返信しておりません。

それがナマモノの醍醐味かな、と!



そんなワケで、こちらのブログでは、
登場人物の中で、間違いなくいちばんの苦労人&悲劇の人であったであろう智美を、
どうワタシが演じていたかネタばらししていきたいと思います。

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35才(1994年)の智美は、声を高めに。やわらかく、従順に。遠慮がちに。

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健三が亡くなった後、49歳未亡人の智美は、健三の分もしっかりと。声色も低く厳格に。
健三の意志を継ぐ息子と義嫁を守る、凛とした姿で。その裏に秘めた想いと共に。

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41歳の智美は、やや声を低めに落ち着いた様子で。息子が頼れる良き母を。

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健三が生きている時、49歳の智美は、声色は低くてもやや柔らかく。
優しさ、包容力、愛で包み込む感じ。

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坂東といる時、48、49歳の智美は、声色は低くとも艶のある感じ。
恋をしていたひとりの女性として、そして詩織の母として。



...っていうか、ね。
演じていたも何も。

カットバック恐ろしすぎだよ!!!!!!
裏では何よりも早着替え&老けメイクに必死。
Aくんを演じていた賢吏と同じくらい早着替えが多い。笑
Aくんは前半のみだけど、ワタシ、全編通して早着替えだかんね!笑

ワタシの机に常に置いてあった着替え順。
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一手でも間違えたら一環の終わり!

衣装種類&場面転換が多すぎたため
「早着替えスキル」と、
舞台袖から舞台に出た瞬間にスッと役に入り込む
「瞬時の気持ち切り替えスキル」のレベルが極端に上がりました。

暗い舞台袖の中、わずかな明りで手探りで着替える。
いやもうマジで寿命縮む。笑


そして、老けメイクと年配に見える研究。
幕が開けるまで、とても丁寧にしっかり研究(人間観察)しました。
その甲斐あってか、
「メイクなくても、ちゃんと老けてたよ!」なんて嬉しいお言葉もいただいたり。

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だって、ワタシより年上の船戸さんが息子・和希役なんだもん!笑
船戸さんと絡めるの嬉しかったし、頑張ったさ!!

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まあ、んなこと言ったら、
健三(博公くん)は智美より10歳年上の設定なのに、実年齢まだ30歳だけども!笑

彼には裏で何度も助けられましたー。>精神的に
早着替えの後は必ず健三と一緒のシーンだから、見守って待っててくれるのね。
本当に夫婦な感じ。笑
健三と自然に寄り添うことができたのは、
博公くんの、どっしりと構えていてくれる大きな優しさからかな。

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それに引き換え、坂東先生(治さん)とは、
稽古場で一緒にいると、なんか浮気してるような後ろめたい気がして。笑
妙なドキドキがありました。笑


息子や娘を抱きしめたり、旦那や元彼に抱きしめられたり、
いやー。役得役得。笑

今回、表のヒロインが詩織なら、
智美は影のヒロインと言っても過言ではなかろうか、と。

お芝居の中で恋愛できちゃうから、リアルで出来ないんだなーとか思いつつ、
それでもありがたい限りです。笑

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2月の裁判員裁判で。
3月の「BET」で。
娘を想うがゆえに、愛するがゆえに、罪を犯してしまった人を見て&感じてきました。

結ばれることはなかったけど愛した人の子なのだから、
詩織に対する愛情は確かに強固なものであったと思うけど、
この話では、息子・和希に対する愛がしっかり描かれていたと思います。
ただ優しいだけでなく、罰を与え、厳しく導くことも愛。

母だからできる愛の表現、ね。

お勉強させていただきました。




いや-----...しかし、諸々オトナになったなあ、と。笑

ちゃんと、昔、出来ていなかったことが出来るようになってるものですね。
自分でまだたった数年の役者人生を振り返ってみての評価も、だけど、
なによりも皆さまからの評価にしっかり表れているのがありがたいです。

役者として、ちゃんと成長してるんだねえ。笑
みなさんのおかげです。
感謝です。


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予約してくださった皆様にお配りしたノベルティのパッケージ2種


もっともっと励まねば。
人を演じていく以上、人生経験どんどん積まないと。

精進致しますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。


TITLE  深み・厚み

その人の寿命を他人が勝手に決めたらあかんよ。
命の重さを痛いほどに感じた2月でした。

そして、その命の重さを感じたまま、3月も生きます!

ラチェットレンチ 11回公演「BET」

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一般に言われている、
サスペンスとミステリの違い、って、

【サスペンス】
緊張感を楽しむもの。犯人が分かっていることが多い。
例:羊たちの沈黙、古畑任三郎 etc...
【ミステリ】
謎解きを楽しむもの。犯人はラストで分かる。
例:シャーロック・ホームズ、金田一耕助シリーズ etc...

なのだけど、
ラチェットレンチのハルオさんが書く脚本は「カットバック・サスペンス」と言って、
物語の時系列が順番通りではないので、謎解きっぽくなっているのです。

じりじりとした緊張感もありつつ、徐々に謎が解けていく。

観ていると、深読みしちゃったりもして、みんな怪しい気がしてきて、
どの登場人物が犯人なのか推理しつつ、なぜそうなったのかを考えながら、

目が離せないまま終わっちゃう。


なので、終わってから、
あのシーンは、ここの布石だったんだ!
じゃあ、あのシーンはどういう意味だったんだ?みたいなのが出てきて、
もう一度観たくなるんですよね。笑

本はページを遡ればいいし、映像なら巻き戻しができるけど、
舞台ってLIVEですもんねえ。
その一度しか観られない「生(レア)」感。

モニタを介していないから、
さも事件現場にいるかのような臨場感と緊張感、
そして登場人物たちから伝えられる熱や想いがダイレクトに響く「生」感。

舞台のチケットって決してお安くないので、
それだったら映画観るし、本買うし、DVD借りるよ、なのだけど、
そういうところがあのお値段をたたき出しているのだな、と。

もちろん観に来てくださる方は、
わざわざ足を運んで(交通費)、
観てくださって(観劇料)、
それらの時間を割いて(時給)くださるのだから、

お値段以上のものをお届けしないといけないわけで!!!!!




でも、自信を持って言っちゃいます!



お値段以上です!!!!!!!!!!(キリッ







公演一週間前となりました。

ご予約がまだの方はぜひコチラから~!
http://ticket.corich.jp/apply/71345/006/
お帰りの際に予約特典をプレゼントいたしますので、
ぜひ一言、お声掛けください。


今回ワタシは、ありがたくも

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男ばかり(しかもイケメン揃い)の老舗劇団StudioLife船戸慎士さん、
そして、

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元・StudioLifeの青山治さん(現:NYエロヒマドル)と浅川拓也くん(現:演団 四輪季動)と、
絡むシーンが多々ありまして、大変お勉強させていただいております。
出演者内のスタジオライフ・コンプリート!笑

ワタシ、お芝居では、割と単独行動する役が多いので、
今回みたいに家族や夫婦での行動っていうのがとても新鮮で楽しい。

そんな今回の旦那様は

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三浦博公くん(立花演劇研究所)。

妻(ワタシ)より10歳くらい年上の旦那という設定なのだけど、実際は逆。
三浦くん...
つい先日30歳になったばかりなのに、なにこの貫禄...ずるい(同じ2月生まれ!

顔合わせの時は、てっきり同い年か1~2個年上だと思ってたのだけど、
その後の稽古で年齢聴いて「ファーーー!!??」ってなった!!笑

お芝居も安定していて、
健三を演っているときは、父親の包容力と愛が溢れてる感じ。



ワタシも今回のような役をやるのは超~~久しぶりなので、
(10年ぶり。しかも当時は映画)
年齢を重ねた分、あの頃よりは、深みも厚みも重なって、
上手く表現できるようになっているハズ。笑



さあ!
何度も言うよ!!

ご予約がまだの方はぜひコチラから~!
http://ticket.corich.jp/apply/71345/006/
お帰りの際に予約特典をプレゼントいたしますので、
ぜひ一言、お声掛けください。


劇場でお会いできるのを楽しみにしています!



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