YUKARI OHNO
Actress
大野 由加里(おおの ゆかり) 02/09 Type A
スタッフ気質のガテン系女優。裏方出身のため、現場の進行と空気を読みすぎて、プロデューサーや監督からの無理難題も引き受けてしまう性格。本人はどたばたラブコメ向きだと思ってるが、なぜか清楚で陰のある賢い美人系の役ばかりいただくため贅沢な悩みを抱えている。B級おバカ映画、荒木飛呂彦作品、三国志が大好き。2009.5~漫画家デビューも。

TITLE  酉年になりました

あけましておめでとうございます。
みなさま、今年も何卒よろしくお願いいたします。


さて。

2016年は引越ししたり~...で、バタバタしていたので、
年末年始は実家に帰省しませんでした。

くぅっ!!
年に一度の贅沢な楽しみが...!!!!(悔



いや、贅沢って、何をもって贅沢か?っちゅー話ですが。



世界三大珍味(フォアグラ、キャビア、トリュフ)は普通に食べてる、
ブランド品をたくさん所持してる、
豪邸に住んで、高級車に乗ってる...

確かにそれも贅沢ですけどもー。

ワタシは田舎出身なので、単身東京で暮らしてみて切に感じたわけです。
自分の贅沢ぶりを。



大野家は、手作りのもの(手間のかかったもの)のなんと多いことか!!!



料理は全部手作り。
母の手作りの洋服、祖父母やらから貰った着物。
ガス水道電気通っててお風呂もトイレもあって毎日ちゃんと横になって眠れる。
これのなんと贅沢なことか。


確かに、価値観によって「贅沢」って人それぞれです。

東京では、「質素」を美徳みたいに、いいことみたいに使ってる人が結構いるのですよね。
いや、合ってるんだと思います。
ただ、なんか、それが、ワタシにはとっても気持ち悪いというかしっくり来なくて、ですね。
違和感を感じていたというか。


前クール(2016.10~12月)に放送していたアニメ『舟を編む』を見て、
辞書に載ってる「単語」って大切なんだな、言葉の意味って凄いんだなと思っていたところだったので、これだとばかりに辞書で「質素」の意味を調べてみたら、

飾りもなく贅沢でないこと。素朴であること。

とありました。
「飾りもなく贅沢しないこと」。
ほら、美徳!いいことじゃない?

んー??
うーん???

だってさ。
今の時代、(金銭的に)贅沢をしない=低価格のものって、
悪いもの...というか、機械的?人工的?に作られたものが多というか。
粗末なものが多いというか。
いや、悪いばっかりじゃないんですけど、
すぐにダメになっちゃうものが多い気がするんですよう。
でもそれって本当にいいのかなあ?

確かに、(特に女性は)流行が早すぎるから、
その時だけ保てば良いのかもしれないです。
そういう時は便利だなって思うのだけど。


でも、食ではどうかな?って。

農薬使えば植物も虫がつかずにぐんぐん育ってたくさん採れて。
食品添加物や人工甘味料使えば安く加工できて長持ちするし。
でもそれって本当にいいのかなあ?

あと、お金を払えば払うほど、美味し~い料理がお店で食べられるし。
作らなくても座っていればお料理が運ばれてくるし、
お皿洗ったり片付けしなくていいし(笑)
そういう時は贅沢してる~って思うのだけど。


ワタシとしては
家の庭の山畑で採れた無農薬の野菜、田んぼで取れた無農薬のお米。
農家の方々や家の人達が手塩にかけて育てたものを、旬の時期に採れたてで食べる。
しかも、手料理で。

それらが、どんな高級レストランにも敵わん贅沢だとワタシは思っているわけです。
田舎育ちなんでね。

あと、母が作ったワンピース(母が着ていたおさがり)とか未だに着れるし、
祖母のおさがりの半纏もほつれたら縫い直して未だに愛用してるし、
祖母と母からもらった着物なんかたぶん洋服の数より多いしwwww
時代問わず、長持ちするんですよね。

これもすごく贅沢だなと思っているわけです。
田舎育ちなんでね。


つまりは、価値観の違いでの違和感だった、というわけなのだけど。



これは、人の生き方、役者としての精神も、そうだなと。

具体的に文字にしたことはないけど、
(もちろん、ワタシの価値観の中での「贅沢」でいうところの)
簡素、シンプルなのはアリだけど、「質素」はナシ、っていう。
これは昔から。


なので、昔から心にあったことなのだけど、あえて今年の目標を宣言。笑


2017年は、「ワタシなりの贅沢たっぷり」で行きたいと思っています。

雑多に数こなすんじゃなくて、
ちゃんと選んで、ひとつひとつ、丁寧に。
手塩にかけて愛情込めて。

出来ない時は、断る。
ご縁のあるものは必ずまた巡ってくるので、焦らずじっくり確実に。

良いものを厳選して自分に取り込み、消化し、皆さんへ最上のものをご提供したいです。


そんなワケで、今年もどうやらマイペースで歩むことになりそうですが、
みなさまのお力と協力があってこその仕事ですゆえ、
何卒、ご指導ご鞭撻、ご協力、応援の程、よろしくお願いいたします。



2017年1月 大野由加里

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